楽遂管の特徴
調律について
442Hzの平均律にて調律しています。(室温を20°cに保ち、少し息を吹き込み温めてから調律をしています。)
演奏について
童謡、唱歌、抒情歌に始まり、民謡、ポピュラーミュージック、クラシック、ジャズ等ジャンルを選ばずお使い頂けます。
管頭について
管の頭には山桜の木の栓をはめ込み、自然木の風合いを醸し出しています。
籐巻きについて
- 籐巻きは笛本体に彫り込みを施し巻いています。
彫り込みをする事により、笛本体と籐巻きの段差が小さくなりスッキリとした仕上がりになっています。
強化処理について
3年ほど乾燥させた篠材を選別し、内部をヤスリ等で整えた後に「木固めエース」を3回、内側より浸透させて強化処理を行なっています。硬化後に調律を行い、内部塗装を施します。
- 木固めエースとは
- 木固めエースは木材の親水性を低下させ、木質を強化する事を目的に開発された浸透性のポリウレタン系の樹脂塗料です。木材の細胞壁の成分(セルロース)や水分と重合反応して硬化します。硬化すると無色透明の高分子樹脂となるため、人体に無害で耐水性、耐油性、耐摩擦性に優れています。
作者
笛師 楽遂 布施 一好(ふせ かずよし)
群馬県ふるさと伝統工芸士
群馬県内唯一の笛師。演奏家としてだけでなく、篠笛製作や修理・メンテナンスも行っています。篠笛製作において自らの個性ではなく、吹き手にとっての吹きやすさを重視し、一孔ずつ丁寧に音を作っています。安定したクオリティが幅広い年代にリピートいただいております。
楽花(RAKA)
篠笛楽遂工房で笛作りに携わる女性スタッフの作品です。
工房で篠笛作りを学びながら、新たな作品にも挑戦中です。
工房について
群馬の「端っこ」で篠笛楽遂の名で笛作り。篠笛大好き、こんな時代だから和の心を大切にいたします。
篠笛の製作、販売、通販、修理もしています。
色々な種類の笛も製作しております、まずはお気軽にご相談ください。
当工房は手作りにて、1管1管製作しておりますのでお時間がかかることがございます。ご了承ください。
取引先実績(順不同・敬称略):ONIKKO(太鼓センター)、横笛会、ふるさとチョイス、さとふる、ふるなび
工房アクセス
お越しの際はお電話、メール等にてご確認の上ご来訪ください。